
国内FXとは異なり、海外FXのXMでは最大レバレッジが何と888倍となっているため、より少ない証拠金でFXを行う事が可能です。そのため、FXの魅力の
●小資金でより多くの利益を稼ぐ
という事が、現実として十分実現可能となっています。ただ、XMに口座開設を行っている方の中では、用意出来る証拠金の金額に差があると思います。そこで、今回の記事では、
●XMのレバレッジ888倍を1万円でトレードする
と題して、1万円を用意して、XMで最大レバレッジの888倍にてトレードした場合の保有可能なLot数やロスカットまでの幅などをシミュレーションしてみます。
XMでレバレッジ888倍に対応している口座は2種類
XMではタイプ別に3つの口座を用意しており、
●マイクロ口座
●スタンダード口座
●XM Zero口座
があります。そして、これら3種類の口座では、最大レバレッジやスプレッド、取引単位や取引手数料などに違いがあり、最大レバレッジ888倍に対応しているのは、
●マイクロ口座
●スタンダード口座
以上2つの口座タイプとなっています。
※XMFXの口座タイプはこちら
マイクロ口座の場合
ここでは、XMのマイクロ口座で1万円を最大レバレッジ888倍にて運用した場合の最大取引Lot数について解説します。
※マイクロ口座の1Lot=1,000通貨
●最大取引可能金額
証拠金1万円×レバレッジ888倍=8,880,000円
●最大取引可能金額/現在のレート/1Lotの単位
8,880,000円÷1ドル100円÷1,000通貨=88.8Lot
つまり、マイクロ口座ではUSD/JPY=1ドル100円の時、証拠金1万円で最大88,8Lotの取引が可能になります。
スタンダード口座の場合
ここでは、XMのスタンダード口座で1万円を最大レバレッジ888倍にて運用した場合の最大取引Lot数について解説します。
※スタンダード口座の1Lot=100,000通貨
●最大取引可能金額
証拠金1万円×レバレッジ888倍=8,880,000円
●最大取引可能金額/現在のレート/1Lotの単位
8,880,000円÷1ドル100円÷100,000通貨=0.88Lot
つまり、スタンダード口座ではUSD/JPY=1ドル100円の時、証拠金1万円で最大0.88Lotの取引が可能になります。
ロスカットレベル
続いて、マイクロ口座とスタンダード口座において、1万円を最大レバレッジ888倍にて運用した場合のロスカットレベルについて解説します。
●マージンコール(証拠金維持率50%以下=5,000円の損失)
5,000円÷888≒5.6pips
●ロスカット(証拠金維持率20%以下=8,000円の損失)
8,000円÷888≒9.0pips
つまり、USD/JPYの為替レートが保有しているポジションとは反対方向に5.6pipsほど動いたらマージンコールが、9.0pipsほど動いたらロスカットになります。
USD/JPYが5.6pipsや9.0pips動くと言えば、これはもう日常茶飯事的に起こるため、すぐにマージンコールやロスカットになる可能性が高くなります。そのため、XMでは証拠金1万円で888倍のトレードはハイリスクハイリターンと言えます。
まとめ
XMは最大レバレッジ888倍と魅力のある海外FX会社となっていますが、888倍のレバレッジを活かすためにはある程度の証拠金が必要になってきます。
もっとも、証拠金1万円でもレバレッジ888倍でトレードする事は可能ですが、下手をするとすぐにロスカットになる可能性があるため注意が必要です。